タイ北部のカレン族の村から届いた手織り布のショルダーバッグです。
藍染に白いラインがアクセントになった、マチ付きのバッグ。肩紐部分が太めなので、肩に掛けた時に柔らかく、体に馴染みます。バッグ本体は幅30cm、高さ24cm、マチが15cmくらい。肩紐の長さは約90cmで少し短めです。縫製も手縫いで仕上げています。ざっくりした縫い目もかわいい。
布はタイ北部のチェンマイから車で2時間ほどのところにあるカレン族の村で織られています。この村では自分たちで織った布の民族衣装をまとい、畑で食べ物を作り、高床式の家の庭には豚や鶏がいる昔ながらの自給自足的な暮らしを営んでいます。
この村の織りは「腰織り」や「腰機（こしばた）」と呼ばれる伝統的な方法。椅子に座って織る織り機「高機（たかはた)」は使わず、織り手は脚を伸ばして床に座って、経糸の一方を柱などにかけ、もう一方を腰帯で支えて、経糸を張った状態で手元で横糸を織っていきます。織りの原点とも言われるシンプルで原始的な方法です。
手織りの綿の生地はざっくりした風合いで、使ったり洗ったりするうちに柔らかく馴染んでいきます。染めも村で育てた藍などを使った天然染め。ブルー系のものは藍、ブラウンは黒檀を使って染めています。
天然染めのため多少色落ちがあります。洗濯は色移りしないよう単体で手洗いしてください。
サイズ：縦24cm、横30cn、マチ15cm、紐の長さ90cm（手作りのためひとつずつ多少誤差があります）
素材：綿100%