バンコク仕入れ日記(3日目)
バンコク仕入れ3日目。午前中は発送作業です。
スーツケースに入れた荷物を郵便局まで運び、発送用の段ボール箱に詰め替え。箱は封をせずに梱包専門の窓口に持って行きガムテープを貼ってバンドをかけてもらいます。有料ですが中身を確かめてしっかり梱包してもらえるので安心です。梱包材や箱も各種売っています。
荷物を作って、国際郵便のEMSの送り状とインボイスを記入したら窓口に並びます。最初番号札の仕組みが分からずきょろきょろしていたら、近くにいた人がすぐに教えてくれました。荷物は全部で40kgちょっとの量、一度に全部運べないのでホテルと郵便局を2往復して合計で3箱の荷物を送りました。ふ〜、これでひと安心。部屋に戻って一息つき、次は自分の帰り支度です。
チェックアウトした後、フロントに荷物を預けてもう一度出かけます。
ボートでチャオプラヤー川を渡って対岸へ。川を船で渡るのはいつでも楽しい。でもうっすら景色が霞んでいるみたい…。ニュースでも話題になっているバンコクの大気汚染、乾季のこの季節はとくに深刻だそうで空はぼんやりと曇っています。マスクを売る屋台もあって、着用している人もたくさんいました。
ローカル市場に寄り道しながら、ウォンウェンヤイにある材料の問屋街を目指します。バスに乗ろうかと思いつつ、30分くらいの距離を歩いて行きました。旧正月が近いのであちこちにお正月飾りが出ていて街に彩りを添えています。通りの建物を眺めたり、気になった店をのぞいたり。好きなところで立ち止まり、自分のペースで進めるのが徒歩ならではの楽しみ。通りに降り注ぐように咲いたブーゲンビリアがとってもきれいで写真を撮りました。
問屋街では、通りの両側に材料を扱う店がずらりと並んでいます。バッグやアクセサリーの材料が中心で、ナイロンや合皮の布、紐やファスナー、金具類も充実してます。何軒か見て歩いて、ポーチに使えそうなファスナーをまとめ買いしました。シンプルで使い勝手のいいファスナーってありそうでなかなか無いんですよね。手作り好きの人には楽しい街かもしれません、BTSのウォンウェンヤイ駅から5分くらいの場所です。
帰りはBTSに乗って戻りました。早めの夜ご飯はホテルの近所のお気に入りのお粥屋さんで。アヒル肉のお粥カオトムペットข้าวต้มเป็ดがおいしくて、今回3日間の滞在で、来るのは2回目です。タイのお粥は、お米を煮込んだタイプのジョークと呼ばれるタイプと、お米の粒が残った、スープかけご飯のようなカオトムと呼ばれるタイプに分かれてるのですが、アヒル粥はさらっとしたカオトムの方。タイ料理と言っても中華系でしょうか。歩き疲れた時に食べる澄んだスープのカオトムは体に染み渡るおいしさ、アヒルの旨味がたまりません。一杯70バーツ(250円)で大満足でした。
3日間の旅程が終わり、夜の便で帰ります。バンコク到着時はいつも市内まで電車に乗るのですが、帰りは荷物が多いのでタクシーで移動。夕方の時間帯は渋滞しそうなので(以前、渋滞にはまって国内線に乗り遅れた経験が…)、早めにスワンナプーム空港へ向かいました。
郵便局から送った荷物は、札幌まで4日間で到着、さすがEMSは早いですね。たくさん送ったパーカオマーの生地は、いったん洗いをかけて、バッグなどを作っているところです。