2月のアジア仕入れ日記(その1)

2月上旬、お店の冬休み期間に台湾とタイへ仕入れに行ってきました。

今回は台北→バンコク→チェンマイ、と3カ所を回る旅。12日間の旅の日記を数回に分けてお届けします!

真冬の新千歳空港を出発してまずは台北へ。台北の気温は20℃で札幌の秋ぐらいの気候、暖かくて足取りも軽くなります。

 

 

夕方に着いたので、台北に住んでいる友人と待ち合わせして宿の近くの寧夏夜市へ。久しぶりに夜市の賑わいを楽しみました。ぎっしりと並ぶ屋台の活気といい匂いに誘われます。ぶらぶらと散策してから牡蠣オムレツや蛤スープを食べ、デザートはかき氷のお店へ。ピーナッツのかき氷と金木犀のシロップのお汁粉。写真の不思議な形の実は屋台で売っていた「菱角」(菱の実)。初めて食べたけど、栗と蓮根を混ぜたようなほっくりした食感でおいしかったです。それにしても不思議な形。

 

 

2日目は迪化街にある仕入先のかご屋さんへ。前もって注文しておいたプラかごなどの商品を受け取りに行きました。追加で店頭でいくつか商品を選んで、オーダーは完了。店の外に段ボール箱を並べて店長さんと数量の確認をしながら箱詰めしました。ひと夏分の仕入なのでけっこうなボリュームがあります。大きな段ボール7箱分になりました。一緒だった友人が作業中の写真を撮ってくれたのですが、あらためて見るとほとんど道路で作業してますね。笑

 

その後一旦お昼休憩。自転車でレストラン「東一排骨総店」へ。ローカル感満点のお店、レトロな雰囲気とおいしいご飯にテンション上がります。

 

午後は発送作業。荷物は近くの郵便局までお店から台車で運んでもらいました。発送手続きをしようとしたところ、ここで問題発生。郵便局の送り状が今までの手書きラベルではなく、スマホのアプリから入力してプリントアウトするようになったとのこと。アプリの画面は今のところ中国語のみ…。中国語の堪能な友人に手伝ってもらえたので何とかなりましたが一人で国際小包を送ろうと思ったらこれはハードル高いなぁ。大きな荷物と格闘した末、夕方に無事に荷物の発送が完了しました。船便で送っているので到着まで1、2カ月、楽しみに待ちたいと思います。毎年好評のプラかご、新しい色も増えたので、入荷したらまた紹介しますね。

 

そのあとは地下鉄で南勢角駅まで移動して、ミャンマー人街へ足を延ばしました。ミャンマー系の人が住んでいるエリアで食堂や商店が集まっています。夜ごはんは食堂でラペットゥ(お茶の葉のサラダ)やミャンマー風揚げ豆腐を。台湾で食べるミャンマー料理、とってもおいしかったです。

 

 

3日めは午前中ゆっくりして散策。

滞在中、近場の移動はほとんどレンタサイクルU bikeを使っていました。街じゅうに普及していて、便利で、小回りが効いて動きやすいです。

 

行ったのは旧正月「春節」明け。まだ時々爆竹の音が聞こえたり、ちょっとした山車に出会ったりしましたよ。ランタンなどお正月飾りを売る店のディスプレイが華やかできれいでした。

 

 

飲茶の店でランチをして、荷物をまとめたら空港へ。夜の便でバンコクへ出発です。

続く

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