2月のアジア仕入れ日記(その3)

 
引き続きバンコクで仕入れ中です。
月曜はヤワラート(チャイナタウン)方面へ出かけました。色鮮やかな漢字の看板が並ぶ中華街です。まずは「サンペーン」と呼ばれる通りへ。狭い通路を挟んで無数の商店が続く細長い市場です。その距離は1kmほど! 衣料品や日用品、アクセサリーや靴、玩具、手芸材料や布などあらゆるものが並んでいます。
 
  
 
 
 
かなりの距離を行ったり来たりしながらパーカオマーの布やハンカチ、紙袋などを集めたあと、少し離れたかご屋さんにも足を延ばしました。場所が変わるとまた違ったタイプのかごがあって長居してしまいます。ふだんはかごバッグや小物入れのような小さめのかごを選ぶことが多いですが、大きめのインテリアバスケットなども素敵なものがいろいろ並んでいます。次は少し大きいものも送ってみよう、と思いました。
 
 
 
ヤワラートは古い街で、街並みや人たちの暮らしを見ながら歩くだけでも楽しい。中国茶や中華菓子のお店、レトロなカフェなど気になるお店もあって、つい立ち止まってしまいます。数年前に地下鉄駅ができてからはこの界隈も再開発が進んでおり、今も進行中で工事が多いようでした。古い建物をリノベーションした素敵なカフェなども見かけます。このエリアに限らず、バンコク市内のあちこちでおしゃれにリノベされた建物や空間に出会いました。建物の魅力を大切に維持しながら使っていくのはいいことですね。
 
 
 
 
ちょっと話がそれましたが、まずは仕事仕事。午後には郵便局から荷物を送り出せるよう、計画を立ててお店を回ります。それでもあっちへこっちへと動いているうちに時間が経ち、足も疲れてきました。この日の歩数は2万歩超え。今回の旅でいちばん多く歩いた日でした。
 
 
 
午後、2回に分けて郵便局から荷物を発送しました。荷物を箱詰めしていると、たまたま居合わせた見ず知らずの女性が手伝ってくれました。まちまちの形の小物をなんとか箱に納めようと、2人でパズルのように組み合わせて。ヤワラート、なんと言うか人も街も距離が近くてフレンドリーなところです。
 
 
 
無事に荷物を発送して遅めのお昼ごはん。近くの中華の店で福建麺と野菜炒め。歩き疲れていたのでおいしさが体に染みわたります、中国茶もおいしい。夜はサイアム界隈へ。昼の下町風情たっぷりのヤワラートとは別世界の大都会をぶらりとしました。
 
 
 
バンコクでの仕入れはこの日で終了。翌火曜は休日にして、バンコク在住の友人と市内へお出かけしました。
(続く)

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