2024年冬の仕入れ旅日記(その4)

 
火曜の朝は早起きして、7時前からジャルンクルン通り周辺の路地を散策しました。細い通路に商店が並ぶ市場をのぞいてみたり、チャオプラーヤー川を行き交う船を眺めたり。
 
 
 
早朝から賑わっている市場の食堂には、数十種類のお惣菜が並んでいます。私も朝ごはんにしました。一皿に筍、ひき肉、ブロッコリーの炒め物の3種類のおかずを乗せてもらって50バーツ。豆乳も買い、合計60バーツ(250円くらい)のお手頃朝ごはん。とてもおいしかったです。野菜と並んで、猫がくつろいでるのも見かけました。かわいい。
 
 
 
まだ、街のお店が閉まっている時間帯ならではの楽しみは建物を見て歩くこと。下町には古い建物が多く、シャッターや看板、窓が素敵なんです。この辺は車や船の部品やエンジンなど機械を扱うお店が多いみたい。途中、ミルクティーを買ったらビニール袋に入れてくれました。昔ながらのタイスタイル。最近はみんなプラスチックカップになってしまって寂しく思っていましたが、まだまだ健在でした。
 
 
 
ビニール袋にストローを刺してミルクティーを飲みながらぶらぶら。チャオプラヤー川近くのタラートノイと呼ばれる辺りでは地元の人たちの生活を垣間見ることができます。地元の人たちがのんびりおしゃべりしたり散歩したりしていて、ゆっくりとした時間が流れていました。そんな中にもおしゃれなカフェやレストランが点在していて、ストリートアートもたくさんあって撮影スポットになっているみたいです。
 
 
 
そうこうしているうちに9時近くになったので、バイクで10分ほどのサンペーン市場へ移動します。細い路地の市場や、その先のインド人街のショッピングセンターなども回りました。cholonの定番「パーカオマー」の布もたくさん選びましたよ。パーカオマーはマルチクロスとして、またバッグに仕立ててお店に並べます。ほかにも今回はかわいい小花柄のブロックプリントの布もたくさん仕入れました。こちらはベトナムへ持っていき、仕立て屋さんで洋服など作ろうと思います。ボタンやリボンなどの手芸材料屋さんを見たり、淡水パールを選んだり、いろいろと良い仕入れができました。
 
日中は30度を超えて暑いので、時々カフェで一休みしながら動いています。大好きな老舗カフェ「オンロックユン」のコーヒーもおいしかった。通りかかると、いい匂いでいつも買ってしまう甘栗屋台のおじさんの店でもお買い物。
 
 
布をたくさん選んだのでこの日はこのまま郵便局へ行き荷物を発送します。布を買ったお店にお願いして、郵便局まで一緒に台車で運んでもらいました。この日の荷物は25キロ分。布類は船便で送ります。
 
夜はバンコク在住の友人家族と合流してベトナム料理のレストランan com an caへ。築100年以上の家を改装したという店内はタイルや木をふんだんに使っていてとても素敵な雰囲気でした、お料理もとってもおいしくて、また行きたいお店になりました。明日はバンコクを離れ、ベトナムのホーチミンへ移動します。
 
(つづく)

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