2026年9月の仕入れ旅日記・タイ編

2026年9月上旬の約10日間、cholon店主の佐々木智子が仕入れのためにタイとベトナムを訪れました。「仕入れ旅日記」をお届けします。
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cholonの佐々木智子です。タイ・バンコクに来ています。仕入れ旅の様子を少しずつ綴っていきますね。

初日の午前中はいつもかごを仕入れている郊外のお店へ。今回も素敵なかごをいろいろ注文してきました。心地よい店内と店主Nuiさんのあたたかい人柄にいつもホッとなごみます。Nuiさんのお店で偶然、東京からいらっしゃったというcholonのお客様と出会いました。いろいろお話しできてうれしかったです。Nuiさんにはかごの持ち手の付け方などを教えていただきました。帰ったら復習してみます。

午後はタイ文化省主催の「COLORS OF THAI」という展示会へ。タイの色、テキスタイル、伝統工芸をテーマにした大規模な展示会です。タイ各地の手工芸のブースや実演、ワークショップもたくさんありかなり楽しめました。
物販のブースでは、タイ中部のチャイナット省で作られている竹細工のお店に出会い、竹のトレイやかごを仕入れました。村の高齢者のグループで作っているという製品は、細部のつくりがとてもきれいです。

会場内は飲食ブースもとても充実してました! 私はロティとライム&ハチミツのドリンク、そして伝統的なお菓子「カオラム」で休憩。カオラムは竹にもち米を詰めて蒸したお菓子。ココナッツ風味のもち米がおいしいんですよね。注文すると竹を叩いて割って渡してくれるのも楽しい。お土産には薄皮に虎模様のある「タイガーピーナツ」もゲットしました。タイのこのピーナツ、お気に入りです。

タイの伝統的な金属製の花飾り「ドクマイカム」(タイ語でドクマイ=花、カム=金 だそう)を作るワークショップにも参加してみました。伝統舞踊の髪飾りなどに使う装飾品で、ゆらゆらと揺れる様子がとてもかわいい。
1枚の薄い金属シートから花びらを切り出し、筋やカーブをつけ組み立ていきます。コイル状の茎のパーツがあの特徴的でかわいらしい「揺れ」を作っているんだなと感心しました。先生に丁寧に教えていただき1時間ちょっとで無事に完成しました! 札幌に戻ったら店内に飾ろうと思います。
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滞在3日目以降は、かごなどの雑貨やシルバーなどの買い付けで、お店や市場を回り、部屋で商品撮影をしたりして過ごしました。日記では仕入れ以外の食べ物や散歩のことを紹介します。

おいしかったものその1「パックモー」
チャトチャックマーケットへ行く日の朝ごはんはいつも、隣にあるオートーコー市場で。あまり歩いたことのないエリアを散策していたら、大好物のベトナムの「バインクオン」みたいな食べ物を発見。迷わず朝ごはんはこれに決めました。
鍋の口にピンと張った布に米粉の生地を流して蒸し、具をのせて巻いて作る軽食。やはりベトナム由来のもので、タイでは「パックモー」というそう。薄く仕上げた生地はプルプルと柔らかく艶やか。具材は干しエビと筍、豚ひき肉、ニラの3種類がバランスよく一皿に盛り合わせてあり、ハーブやレタスと一緒にタレにつけて食べます。朝ごはんにぴったりの軽食でぺろりと食べてしまいました。ベトナムと違うなと思ったのはサイズ感。米粉の生地を分割して巻くので、小さめで食べやすかったです。
おいしかったものその2「ロティマタバ」
チャイナタウン、リトルインディア方面へ出かけた日。早起きして、気になっていたムスリムの朝市を散歩してみました。細い路地に沿ってずらりと屋台が並んでいて活気があります。
朝ごはんはロティのお店で。迷った末に甘いロティではなく、具材を包んだ食事のロティ「ロティマタバ」を注文。焼きたてのロティ生地に玉ねぎと牛肉のカレー炒めが包んであって、いい香り。サクッとした生地と優しいカレーの風味の具材が最高でした。甘酸っぱいキュウリの付け合わせもよく合います。店先で焼いている様子や行き交う人たちを見ながら、出来立てロティを食べられるという至福の朝ごはんでした。おいしかったのでぜひ再訪しなくちゃ。

ロティを食べた後も朝市と周りの路地を散策。ヒジャブ姿の女性たちや出会う人たちがみなさんとてもいい雰囲気で、写真も快く撮らせてもらいました。みんなキラキラと輝くような笑顔でなんだかこちらまでうれしくなります。散歩中に買った屋台のお菓子もおいしかったなぁ。白い方は外はカリッと中はとろりとしたココナッツ風味のスイーツ。緑の方はパンダンリーフで色付けした伝統的な焼き菓子。どちらもココナッツを使ったシンプルなお菓子です。

この日は日曜日の朝だったのですが、結婚式に偶然出会いました。新郎新婦のお友達でしょうか、お揃いのタイの伝統衣装で正装する参列者の姿がとっても素敵でした。楽団の生演奏もあり、辺り一帯にお祝いムードが漂っていて幸せ気分を分けてもらいました。
(ベトナム編に続く)