9月のベトナム出張日記(その1)

  
cholonの佐々木智子です。9月中旬に5日間の日程でベトナムを訪れました。ベトナムの出張日記を数回に分けてお届けします。
  
cholonのはじまりは、ベトナム雑貨を扱うお店でした。頻繁にベトナムへ行き、カゴや食器などの雑貨を買い付けしたり、現地の職人さんとオリジナルの洋服や刺繍の小物を作ったりしていました。その後、洋服の生産拠点を日本に移したり、他のアジアの国へも仕入れ先を広げたりしたので、ここ十年数年は訪れていなかったのですが、先月の夏休みに、久しぶりに家族でベトナムへ旅行し、またここで仕事がしたいという気持ちが復活。帰国してすぐにベトナム行きチケットを予約しました。
  
 
  
ベトナムでやりたいことは、雑貨の仕入れと洋服作り。ベトナムで洋服を作る、といっても、長い間一緒にものづくりをしていた職人さんは今は海外へ移住してしまい、もういません。なので今回は、cholonを始めたころと同じように、上手な仕立て屋さんを探すことからスタートしようと思います。
  
 
  
ベトナムには、まだまだオーダーメイドができる街の仕立て屋さんがあります。紳士服のスーツが中心のテーラー、アオザイの専門店、婦人服の仕立て屋さん、縫製が専門のお店もあれば、オリジナルのデザインの洋服を販売しながらオーダーを受けるお店もあります。ジーンズやパンツのお直し専門のお店も。多くは小規模のお店で数人だったり、家族でやっている感じです。この規模感が私にはちょうどいい。チョロンの洋服は大きな工場へ頼む量でもなく、数枚から数十枚の量に細かく対応してもらえるのがいいのです。さてさて良い仕立て屋さんに出会えるでしょうか。
  
 
  
札幌から成田で乗り継ぎをして、ベトナム航空でホーチミンのタンソンニャット空港へ。台風の影響で飛行時は3時間遅れて夜遅い時間に到着しました。今回の宿は静かな路地にあるキッチン付きのサービスアパートメント。中心部から徒歩15分ほどの場所です。
  
 
  
翌朝は、近所のバインミー屋さんでバインミーオプラ(目玉焼きを挟んだバインミー)を食べて、一日が始まりました。
 
(つづく)

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