9月のベトナム出張日記(その5)

 
ベトナムでの移動はバイクかタクシーです。今は「Grab」が普及していて、アプリで呼べるのでとても便利。荷物がない時はだいたいバイクです。値段も安く走っていて気持ちいい。以前は、大きな荷物を持って暑い中タクシーを探していたのですが、すっかり様変わりし助かりました。Grabは頼りになるし会計も安心、おすすめです。走りながら風景を眺めるのも楽しい。1台のバイクに家族3人、4人乗りで走っているのを見るとベトナムらしいなあと思います。大きな荷物をバランスよく積んで運んでいるのもすごい。
 
 
 
  
最終日の午前中は、編集に携わっている紅茶の本「Tea Time」の連載記事用にとカフェを2軒回りました。老舗カフェチェーン「Phuc Long」と、お花屋さん併設のカフェ「Padma de Fleur」です。Phuc Longではアイスライムティーをオーダー。あちこちのカフェでフルーツ入りのアイスティーをよく見かけました。ピーチやライチなどが載ったフルーツティーが流行っているようです。
 
パソコンを開いて仕事するお客さんに混ざって私も事務作業をあれこれ片付け、もう1軒のPadma de Fleurへ。こちらは路地の奥にある隠れ家的なカフェです。古い長屋を使った趣きのある店内は植物がいっぱいでフォトジェニック。オーダーしたマンゴとハーブのアイスティーはお花のアレンジとともに運ばれてきました。テンションが上がります。女子に人気というのも納得でした。
 
 
 
午後は、仕立て屋さんにお願いしていたサンプルを受け取りに行きました。縫製もきれいに仕上がっていて満足の出来。写真は何枚か頼んだうちの2点です。他にもチャイナボタンのブラウスやプルオーバーなどを注文しました。オーナーのNgaさんと一緒に細かい部分についてチェックしたり、次回の量産のことを確認したり。Ngaさんとは今後もお付き合いを続けていけそうでうれしい、ひと安心です。今回の一番の目的である仕立て屋さん探しは無事に達成できました。今後、洋服の量産をお願いしようと思ってます。
 
  
 
ベトナムで食べた米粉料理も写真で紹介しますね。まずは「バインクオン」。クレープ状に蒸した生地で具を巻いた料理です。ヌックマムベースの甘めのタレをかけて野菜と一緒に食べます。初めてのベトナム旅行の時からお気に入りの料理。朝や昼に食べる軽食という感じです。
 
もうひとつはベトナム中部の古都フエ料理。こちらは友人たちといったお店の料理です。小皿が並んでいるのは「バインベオ」。ひと口サイズの小皿に米粉の生地を敷き、海老のでんぶなどを載せて蒸したもの。甘じょっぱいタレをかけ、スプーンですくって食べます。米粉を蒸した料理はどれもぷるぷる、もちもちの食感が楽しいんですよね。
 
また少しずつですが、ベトナムでのものづくりを再開させていきます。今回ベトナムから送った荷物が到着したら、店頭やwebで紹介しますね。どうぞお楽しみに!
 
(終わり)

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